主なリスク

感染・眼内炎

まれでも重い感染症が視力に影響する可能性。

ハロー・グレア

夜間に光の輪やまぶしさを感じる場合。

眼圧・緑内障

眼圧上昇や追加治療が必要な場合。

白内障

水晶体の濁りが生じる可能性。

レンズ位置・度数

位置修正、交換、摘出が必要な場合。

定期検診

角膜・眼圧・眼内の状態を継続確認。

適応検査でわかること

ICLの適応検査は、度数を測るだけの検査ではありません。眼内にレンズを入れられる状態かどうかを、複数の項目から確認します。

屈折・度数
近視・乱視の度数と、矯正の目標をどこに置くか。必要なレンズの種類と加算額がここで決まります。
角膜内皮細胞
角膜の透明性を保つ細胞の数。少ない場合は適応外や慎重な判断になることがあります。
前房深度
角膜と虹彩の間の空間の深さ。レンズを置くスペースが十分かを確認します。
眼圧
術後の眼圧上昇リスクを見るための基準値になります。
水晶体・網膜
白内障や網膜疾患の有無。先に治療が必要な場合は手術を延期します。
全身状態
持病、服薬、妊娠・授乳などにより、時期をずらす判断がされることがあります。
このページで適応判断はできません。上記は一般的に案内されている検査項目の整理です。実際に受けられるかどうかの最終判断は、検査結果を確認した医師が行います。

なお適応検査を受けても、必ず手術できるとは限りません。検査費が有料の院では、適応外だった場合や手術を見送った場合の扱いを事前に確認しておくと、想定外の負担を避けられます。掲載3院の検査費と前金の条件は支払い・医療費控除のページで整理しています。

術後検診は「保証」とセットで確認する

合併症の多くは、早期に見つけて対処できるかどうかで経過が変わります。そのため各院とも、術後の定期検診を前提にした診療体制を公式サイトで案内しています。

確認項目アイクリニック東京品川近視クリニック先進会眼科
術後検診翌日・1週間・1か月、以降は年1回翌日から1年以降まで定期検診翌日・1週間・1か月・6か月の計4回、以降は年1〜2回を推奨
保証期間プランにより6か月〜3年(延長は追加料金)3年近視用ICLで3年間、検診無料
保証の対象期間内のレンズ交換を含むと公式掲載「当院ドクターの診断による不具合」と公式掲載適用条件あり

※2026年8月16日に各院公式サイトで確認した内容です。条件は変更される場合があります。

保証で見落としやすい3点

  • 対象になる事象の範囲。度数ずれによる入れ替えは対象でも、外傷や他院での処置は対象外、といった線引きがあります。
  • 保証期間が終わったあとの費用。期間終了後にレンズ交換や摘出が必要になった場合、いくらかかるのかを先に確認します。
  • 検診に通える場所と回数。術後1年以上にわたって通うことになります。転居や転職の予定がある場合は、拠点の広さも判断材料になります。

手術前に医師へ確認しておきたいこと

  • 1
    自分の場合、どのリスクが相対的に高いか

    検査結果を踏まえて、一般論ではなく自分の目の状態に即した説明を求めます。

  • 2
    合併症が起きた場合の対応と費用負担

    再手術・レンズ交換・摘出が必要になったとき、誰がどこで対応し、費用がどうなるか。

  • 3
    夜間の見え方の変化

    ハロー・グレアがどの程度想定されるか、仕事や運転への影響をどう考えるか。

  • 4
    ICL以外の選択肢

    眼鏡・コンタクト・レーシックを含め、なぜICLが提案されているのかの説明。

  • 5
    緊急時の連絡先

    手術当日から数日の間に異常を感じたとき、どこへ連絡するか。

その場で決めなくて構いません。説明を受けた内容を持ち帰って検討したいと伝えることは、自由診療でも当然の選択です。急かされる状況で契約を判断しないでください。

一次情報

厚生労働省:医療広告規制先進会眼科アイクリニック東京品川近視クリニック

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